■「思い出はひとつの魔法」
こんなすてきな言葉から物語は始まります。女の子のヤヤは、ひいおばあちゃんのカスレさんへ宛てられた、たくさんの古い手紙を発見します。それは全て魔女からの手紙でした。
「ひいおばあちゃんには不思議なおともだちがいっぱいいるのよ」と聞いていたヤヤ。手紙を読み終えたヤヤは、こう思います。「思い出はひとつの魔法って書いてあった、でも、今もひとつの魔法…」
カスレさんに宛てられたお手紙をヤヤと一緒に読んでいく感覚が、ワクワクどきどきする1冊。
ディック・ブルーナさんや五味太郎さんなど、著名な画家さん20名が魔女のイメージで描いた絵に、角野栄子さんが手紙文をつけています。かわいい切手と受領印も見どころの一つです。
魔女屋さんからの大売り出しのお知らせや、薬の作り方、励ましのお手紙など内容は様々。
一通り読み終わった後も、また開いて読み返したくなる、まさに手紙のような絵本です。
■状態…可(非常に良い/良い/可の3段階で表します。)
カバーなし。付録の切手シールが付いています。表紙にスレ、ヨレ、細かい汚れあり。中ページにスレ、ヨレあり。書き込み、線引きは確認の限りございません。カバーなしのため状態は「可」ですが、中ページの状態は概ね良好です。
※古書のため、保管時のスレ、ヨレ、ヤケ、イタミがございます。予めご了承ください。
■著者 角野栄子
■ポプラ社/2002年第10刷
■約26x19(cm)
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